財団法人 放送番組国際交流センター / Japan Media Communication Center

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JAMCO オンライン国際シンポジウム

第17回 JAMCOオンライン国際シンポジウム

2008年2月1日~2月29日

非英語国のテレビ国際放送

開会挨拶

大河原 良雄
(財)放送番組国際交流センター 理事長

放送番組国際交流センター(JAMCO)は、放送メディアに係わる国際交流を促進し、日本と諸外国との相互理解の増進と世界の放送文化の発展に寄与することを目的に、1991年に設立された財団法人です。

JAMCOでは、主要な事業として、日本で制作された優れたテレビ番組の中から外国での放送に適したものを選んで、その国際版を制作し、主として開発途上国の放送局による放映を目的に、JAMCOヴィデオ・ライブラリーを構築・運営しています。現在までに凡そ1,200本の作品を制作しており、途上国のテレビ局からの要請に応じて、外務省や国際交流基金を通じて無償で提供されています。我が国で作られたドラマ、ドキュメンタリー、児童・教育などのテレビ番組が各国現地の言葉で放送されることにより、海外での日本理解の促進に大いに貢献しているものと自負しております。

また、JAMCOでは、世界の放送文化の発展に寄与すべく、設立以来毎年継続して国際シンポジウムを実施しております。テレビ放送の果たす役割が世界中で遍く増大している今日、各国のメディア専門家が意見と情報を交換することは、国際間の相互理解を深める上でも、大いに意義のあることでありましょう。

第17回目にあたる今年度も、2001年に導入した方式に則って、「非英語国のテレビ国際放送」と題して、2008年2月から1ヶ月の間、内外のメディア専門家による報告と討議を当財団のホームページ上で展開致します。昨年は、中国、韓国、日本の国民が夫々如何なる関心から如何なる外国に関心を向けているかを考察してみました。今回は、これら北東アジア三国が国外向けに放送しているテレビ放送を通して、夫々の国が世界の視聴者に何を伝えようとしているのかを考察してみることにしました。

中国からは、英語その他の外国語による世界向けテレビ放送のアジアにおける先駆者であるCCTV International (中国中央電視台)から、国際放送の概要について詳細な報告をいただきます。CCTVの国際放送については、中国の放送事情に通じていらっしゃる北海道大学の高井潔司先生に討議していただきます。

韓国のアリラン・テレビも英語その他の外国語による国際放送を実施していますが、我が国では未だ広く知られていないので、自己紹介を兼ねた報告をお願いしました。韓国の国際放送については、全国的なメディアでも知られつつある慶應義塾大学の新進メディア研究者である金正勲先生にコメントをいただきます。

日本からは、NHKが世界に向けて実施している国際放送の概要を報告していただきます。そして、締め括りとして、我が国の映像国際放送を巡る議論を熟知していらっしゃる上智大学の音好宏先生に、我が国のテレビ国際放送の現状と課題を論じていただくことにしました。

本シンポジウムでは、聴衆の皆様の参加を歓迎いたします。今回の報告や討議の内容に対する率直なご意見やご質問を本年2月29日までにお寄せ下さい。

このシンポジウムは、独立行政法人・国際交流基金(ジャパン・ファウンデーション)と財団法人・放送文化基金から助成金をいただいて、実施するものであります。また、総務省、外務省、日本放送協会、ならびに社団法人・日本民間放送連盟からも後援をいただいております。関係各位のご支援に心からの謝意を表します。

大河原 良雄

(財)放送番組国際交流センター 理事長

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