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JAMCO オンライン国際シンポジウム

第24回 JAMCOオンライン国際シンポジウム

2016年1月~2016年8月

アジアのテレビ放送局の現状と課題

開会挨拶

大河原 良雄
一般財団法人放送番組国際交流センター 理事長
一般社団法人日米協会 名誉会長
元 駐アメリカ合衆国大使

 「一般財団法人放送番組国際交流センター」(JAPAN MEDIA COMMUNICATION CENTER略称JAMCO)は、1991年に設立されて以来、テレビ番組を通じて国際交流を進め、日本と諸外国との相互理解の促進と開発途上国の放送の発展に寄与する活動を行っています。

 JAMCOの最も重要な役割は、日本のテレビ番組の国際版を東アジア、太平洋島嶼国、アフリカ、中近東、中央アジア、中南米などの開発途上国の放送局に無償提供することで、2014年度末までに、これ等90カ国に10,617本のテレビ番組が提供されています。
 JAMCOでは放送局への番組提供のほか、教育支援のため開発途上国の大学への番組の無償提供を行っています。途上国に提供されるテレビ番組の国際版は、日本で放送されたテレビ番組の中から、海外とりわけ途上国での放送に適したものを選んで、英語版やME(Music&Effect)版のほかスペイン語版、フランス語版、アラビア語版などの国際版を制作しています。
 JAMCOが所有している国際版のテレビ番組は、2014年度末までにドキュメンタリー、こども・教育番組、ドラマ、合わせて1,635本になっています。
 これらの日本のテレビ番組の国際版は、現地の言語に改編されるなどして放送されており、防災、教育、衛生、技術、環境など途上国の支援や日本の現状、文化の理解の促進に貢献しています。

 テレビ番組を通じた国際交流の一環として、毎年実施しているJAMCOオンラインシンポジウムは、今回は「アジアのテレビ放送局の現状と課題」をテーマとしています。
 デジタル化、高精細度化、衛星放送の普及、インターネットとの融合などテレビをめぐる技術革新は目を見張るものがあります。また社会の変化、視聴者のニーズの変化はテレビ番組にも大きな影響を及ぼしています。こうした変化がアジアのテレビ局ではどうなっているのか。またアジアのテレビ局は何を目指そうとしているのか。国際発信を目指す日本にとって大事な研究課題だと思います。もちろんJAMCOの役割とも大きく関係します。

 政治、経済、文化、生活に大きな影響力を持っているテレビ放送の実情を知り、議論を深めることは国際的な相互理解を促進するうえで、大きな意義があると思います。

 本シンポジウムでは、皆様の討論へのご参加を歓迎いたします。今回の報告や討論の内容に対するご意見やご質問をお寄せください。
 このシンポジウムによって、アジアをはじめ諸外国と日本との相互理解がいっそう深まることを念じて、ご挨拶といたします。

大河原 良雄

一般財団法人放送番組国際交流センター 理事長
一般社団法人日米協会 名誉会長
元 駐アメリカ合衆国大使

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